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秋山実質永久追放へK1が無期限出場停止

K-1に新年2度目の衝撃が起きた。HERO’S初代ミドル級王者・秋山成勲(31=フリー)に対し、谷川貞治イベントプロデューサー(EP=45)は17日、無期限出場停止の追加処分を発表した。秋山が昨年大みそかの桜庭戦で、全身にスキンクリームを塗って戦うルール違反を犯したため。同EPは「無期限です。(解禁のめどは)全く考えていません」と、実質的な「永久追放」に近い、極めて重いペナルティーを科した。
予想をはるかに上回る厳しさに会見場は一瞬、沈黙した。「プロモーターとして新たに処分を下しました。無期限の出場停止です。現行のルールでは出場停止の期間などの取り決めはありませんが、重い責任があることから、最後は私の独断で決めました」。HERO’Sでは初の無期限出場停止処分が下された。
11日、衝撃のクリーム塗布発覚会見では、桜庭-秋山戦の「無効試合」、秋山失格などを下した。その5日後の前日16日、谷川EPは都内で秋山を呼び出し、追加処分を通達した。秋山からは「分かりました」と全面的に従う意思を示され、K-1主催大会に出向いての謝罪を直訴された。それをその場で拒絶した。
「K-1主催のリングに上がることはいかなる形でも許さない。もちろん、練習はしてもらって結構。アマチュアの試合などは(K-1との)契約の問題もあるが、本人が望むのであれば出場しても構わない」と言った。
追加処分の背景には混乱を極めた騒動がある。ネットを中心に憶測と空想が入り交じった情報が飛び交い、ひぼう中傷は秋山個人、K-1、中継したTBSだけでなく、無関係のスポンサーにまで波及した。また、グローブにメリケンサックが入っていたのでは、との怪情報もうわさされ、泥沼化した。
すべての原因は秋山の非常識な行動と、主催者K-1の運営上の甘さにあるが、そうしたうわさがうわさを呼ぶ負の連鎖を断ち切るためにも、K-1トップは秋山の選手生命を左右する無期限出場停止に踏み切った。当然のことながら解禁への道のりは険しい。谷川EPは「やっぱりファンの皆さんの声や、桜庭選手の気持ちなどが、判断材料になっていくでしょう」と、顔をゆがめた。

またまたみのもんたが朝ズバ!で秋山擁護発言。しかも一方的な桜庭批判を展開。秋山の不正を棚に上げて桜庭を批判するなんて言語道断。

スポーツ新聞各紙が会見内容を載せるだけの中、日刊スポーツは「実質的な永久追放に近い極めて重いペナルティー」とかなり厳しい論調だ。囲み取材で、谷川EPは秋山のPRIDE、UFC等他団体への移籍を容認したらしい。他団体はすんなり秋山を受け入れるのか?桜庭は今回の処分に納得しているらしいのでこの問題もこれでひと段落。ただ、今回の処分に至った証拠映像をファンへ公開してほしかった。
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