忍者ブログ
日々の出来事やニュースで思うことを一言
[1] [2] [3] [4] [5] [6]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

谷川EP再発防止へ3つの改善策

失われた信頼を取り戻す-。全身にスキンクリームを塗ってリングに上がった秋山成勲(31=フリー)に対し、11日に厳罰処分を下したK-1最高責任者・谷川貞治イベントプロデューサー(EP=45)が16日、「脱うやむや」を宣言し、不正の再発防止へ組織全体で取り組む決意を示した。自身も辞任を胸に、細部に至るまで調べ上げた報告書に対し「恥部をさらけ出すことになったが、誠実にやって良かった」と、複雑な心境をのぞかせた。
谷川EPは、処分を下すに至るまでの経緯を細部にわたって説明した。K-1幹部5人による検証は、5日から本格作業に入った。
谷川EP「まず最初に、審判から疑いました。それぐらい徹底しないと。そこで、試合にかかわった審判全員を呼び、個人面談しました。結果は、彼らの話に矛盾はなかった」。
次に主催者権限でTBSからビデオを提示してもらった。作業は丸2日間に及び、9日に秋山を呼び事情聴取。そこでスキンクリーム塗布を明かされた。そして最大の難問、悪意に基づく故意か、無知による過失かの判断に迷った。
谷川EP「究極には人の心の中までは分からない。ただし、それなら仮に裁判になったとして法律家の意見を求めました。弁護士複数人に聞いた結果、全員が『裁判では過失と認定されるでしょう』との見解でした。つまり故意ではない過失だと。それが我々のでき得る、最も合理的な結論の導き方でした」。
実際に秋山はテレビカメラの前で全身にスキンクリームを塗りながら、撮影クルーに「いいにおい、するでしょ」と屈託なく話しかける場面もあったという。
今後も同様の不安はぬぐえない。今回の裁定を逆手に利用されるケースの対応に追われる。
谷川EP「実は団体によっては顔にワセリンを塗ることが許されるところもある。団体それぞれです。でも、K-1はそれはできませんよ。ちゃんとやらないと許しません、とのメッセージはファイターに伝わったと思う。大切なのは運営面で改善できることです。(1)ルール改正(2)チェック機能の強化(3)審判団の増員です。特に(3)は人件費もかかりますが、試合の公正な運営には代えられません」。
さらに、ビッグ大会の前後に開催するルールミーティングを増やし、選手も呼ぶ。17日のルールミーティングには所、宇野らが出席する予定だ。
今後、ファンの反応を見極め、秋山への追加処分の検討に入る。現時点では数試合の出場停止の可能性が高い。谷川EPも主催者トップとしてK-1から厳重注意を受けたように、さらけ出した恥は大きい。だが、避けては通れない道だ。
 谷川EP「真実を解明したいという思いと、分かるにつれて公表は控えたい、という気持ちで揺れたのは事実です。しかし、もしも皆さんが『格闘技はあいまいで、うやむやだ』と思っていたなら、そうではないんです、と分かってほしかった。その念に尽きます」。

FEGはクリーム塗布問題を秋山の「過失」で済まし、グローブ問題はこのまま終わらせる気なのか!今回の処分に至った証拠映像をファンへ公開してほしい。谷川EPの説明だけでは納得できない。「今後、ファンの反応を見極め、秋山への追加処分の検討に入る」とあるので、皆さんもFEGに率直な意見をぶつけてみてはどうか。
PR
菊田早苗が1月11日(木)自身のブログにて
「油か汗は今まで何十試合もやってきた選手ならすぐに分かるはず。今までにない感覚だから。」
「滑っても認めてもらえず『はい大丈夫!』後から訴えても『調べたけど大丈夫!』これを簡単に言われた時の絶望感、悔しさって分かりますか?グラップラーに取ってこれがどれだけ命取りになるってことを、周りには理解されず、まるで言い訳しながらどんどん取り残されていくような切ない気分。」
「試合でもし訴えることをしようものなら、試合以外で凄まじいエネルギーを使うことになる。そんなことを訴えてる間にパンチを連打され、もしくはレフリーストップをかけられ、それは負けを意味することにもなる。」
「もう今後一切こういったことが起こらないようにしていくことが大事。」
立場を気にして格闘技関係者が今回の事件についてコメントしない中、過去の事例を交えて分かり易くコメントしてくれた菊田選手はスゴイ!他の選手も格闘技界全体の問題として積極的に発言してほしい。
 
みのもんたが1月12日(金)朝ズバにて
「桜庭選手の言っていることは当然ですよ。でも当然のことはこれ以上言わないほうがいい 。これ以上押し通そうとするとね・・・反動が来ますよ。」
「桜庭選手もあんまり言い過ぎると負の作用が働く、言わないほうがいい。」
「秋山選手は男らしい。今後どうするか、ですね。人生谷あり山あり。」
応援する秋山よりの一方的な発言。桜庭がこれ以上押し通そうとすると反動が来る・・・とはどういうことか。桜庭はノーコメントを通し、公式に発言出来たのはこれが初めて。正々堂々と戦うべきリング上で違反行為をした秋山を、素直に謝罪したから男らしいと評価するのはどういうことか。私情を挟んでバランスを欠いたコメントを続けるなら今すぐ報道番組を降りてほしい。
 
セコンドの下柳が1月13日(土)東スポにて
「どういうことなんだ。試合後に『多汗症で滑る』って言ってた人間が、塗ってるのがバレたら『乾燥肌だからクリーム塗りました』なんておかしいじゃないか。故意じゃない?ありえねえよ。もし、本当に故意でないなら、試合後に我々が抗議した時に言える話だろ。それを10日後になって何を言ってんだ。」
「カメラの前で(クリームを)塗っていたから故意じゃないって言うのは、谷川さんの見解でしょうよ。それに、向こうのセコンドが『滑らせろ、滑らせろ!』って声がマイクに入ってるんだよ。オレらは試合が終わって何度も映像を確認したんだ。残り8分何秒くらいのところをボリューム上げて聞いたら誰でも分かる。ということはセコンドも承知してたわけだよ。」
。「格闘家がそういうことをするとは思いたくないけど、これは間違いないだろ。直後に清原さんに抱きついてクリームを取ってるようにも見えるし・・・。再戦?サクがやりたいと言ってもやらせない。仮に勝っても疑念はぬぐえないよ。ルールを守れないなら、ただの路上のケンカになってしまうことを分かってほしい。」

多汗症で滑るって言ってた人間が、塗ってるのがバレたら乾燥肌だからクリーム塗りましたなんて言い訳がまかり通るはずがない。セコンドの下柳には、試合後その場に居座ってでも激しく抗議してほしかった。
12_akiyama_saku_18.jpg
2006年12月31日(日)、京セラドーム大阪で開催された『FieLDS K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!』のメインイベントで行われた秋山成勲vs桜庭和志の一戦は、1R5分37秒TKOで秋山選手が勝利を収めた。しかし、試合直後(正確には試合中よりアピール)から桜庭選手より、「タックルに行った際、秋山選手の体が異常にすべる。体に何か塗っているのではないか?」という強烈なクレームが入り、試合後「HERO’S審判団」に対して書面で正式な抗議、再検討の要請があった。
また、スポンサーサイド及びファンの多くから、試合中に秋山選手が使用していた右手グローブにあるべきはずの「EDWIN」のスポンサーロゴが消失している。従い、本来主催者が用意したグローブとは違うものを使用して試合を行ったのではないか?と言う問い合わせが多数あり、この件についても合わせて検証することになった。
 
オイル疑惑について
秋山選手が全身に塗っていたのは、米国製の「オーレイ・クエンチ・ボディローション・エキストラ・ドライスキン」というクリームで、水分(汗)を含ませるとかなりヌルヌルになることが実験で判明した。
秋山選手がクリームを塗ったことに対して「悪質な故意」か?「過失」か?は議論が分かれるところだが、①秋山選手が堂々とクリームを塗っている映像を撮影スタッフに撮らせていること②本人を事情聴取したところ「あれは塗ってはいけないものだとは思っていなかった」と素直に認めているところ。③映像で聞き取れる秋山選手の会話などから「悪質な故意」とまでは判断できない。よって行為自体については「過失」と認定する。

私はFEGが安易に「過失」を認定したことを非常に疑問に思う。堂々とクリームを塗ってたから悪意が無いって・・・そんなアホな。さらに、素直に認めていることからルールを知らなかったのだろうって・・・クリームを塗っている映像を突きつけられれば誰でも認めるざるをえない。あまりにも秋山に都合のいい判決で、私はあきらかに「悪質な故意」だと考える。


グローブ疑惑について
映像ではミット打ち、スパーリング中に秋山選手の右手の「EDWIN」のロゴがどんどんはがれていくところを確認。スパーリング途中では、完全に右手のロゴがはずれてしまっている。
審判団の立会いの元で秋山選手のセコンドがハサミでグローブのテーピングとバンテージをカット。グローブ、バンテージともに異物が入れられていた形跡がないことを確認。その後、グローブはそのまま主催者が回収したが、公式の3Lのものだったことを確認した。

私はFEGの見解をそのまま鵜呑みにすることができない。今回の事件でFEGの信用は地に堕ちた。証拠の映像及びグローブを、ファンが納得いくオープンな形で公開してほしい。



忍者ブログ [PR]
アンケート
アンケート
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
fogma booth
バーコード
カウンター
アクセス解析
ビジター